2010年12月13日月曜日

無事に終了しました

ブログを充実させられなかったのが心残りですが、会は無事に終了しました。ありがとうございます。

2010年12月10日金曜日

練習しました

練習できるのは明日一日のみ。
初めて、全曲を演奏できました。

2010年12月9日木曜日

練習できる回数が減ってきました

無駄な語りを減らすこと。何もかも説明してしまうのではなく、聴く側が想像する余地を残しておくこと。簡潔な語りをめざします。歌で膨らませてゆくべきです。

2010年12月8日水曜日

まだできません

味わい、深みの点でまだです。

2010年12月7日火曜日

記事が少なくていけません

なぜか、トロッタのように、ブログを書こうという気になりません。トロッタのブログ自体、無理をして書いていたのかもしれません。Twitterのパスワードを忘れるなど、状況がよくありません。申し訳ないし、自分のしようとしていることに対しても、失礼だと思います。これでお客様が来なかったとしても、自業自得です。(何だか歌舞伎役者の記者会見のようになってしまいました)

2010年12月6日月曜日

久しぶりで練習できました(*12.5分を含む)

12月6日(月)、2回通すことができました。大久保と新宿に、場所を変えながら。最初はスタジオ、次はカラオケルームで。内容は安定してきたと思いますが、改善点はあります。

12月5日(日)は、本番前にできるだけ仕事を進めたかったのと、トロッタ13のための詩を書くのに時間を使いました。

2010年12月5日日曜日

口内炎(*12.4分)

ここ数日、喉が痛く、歯も痛く、昨日が最高に腫れた感じでしたので、耳鼻咽喉科の医者に行きました。大きな口内炎ができていました。精神的なものだと思います。

2010年12月4日土曜日

twitterのパスワードがわからなくなりました(*12.3分)

トロッタのtwitterでも「隠岐のバラッド」の告知をしたいと思っているのですが、パスワードが不明、変更しようにも、なぜか再設定ができません。twitterがすべてではありませんが、何とかしなければと思います。

2010年12月2日木曜日

生野毅さん出演決定

俳人の生野毅さんが、スペシャル・ゲストとして登場してくださることになりました。現在、構成を立てている中で考えたことなので、チラシにはお名前がありません。その点では申し訳ないと思います。10月4日(月)の、「花魂-HANADAMA-」最終日、生野さんの作品を十句、詠ませていただきました。それ以来のご縁です。共演がかなうことになるので、楽しみです。生野さんのご活動に関心のある方は、ぜひお越しください。

2010年12月1日水曜日

グループ「蒼」演奏会

清道洋一さんの『Aries-Aires』(アリエス・アイレス)、田中隆司さんの『青森挽歌-女声と木管・弦・ハープによる-』などが演奏されました。このような時間を本当に久しぶりで過ごした気がします。

通しました(*11.30分)

チラシの第一陣を発送しました。何人か、出せなかった方がおられるので、続いて第二陣を明日、発送します。


「隠岐のバラッド」を通しました。1時間半でした。昨日は、半分まで進めて1時間でしたから、単純に30分縮めたことになります。もう少し、テンポをよくします。喋りを抑えて、音楽の割合を増やします。

2010年11月29日月曜日

立ち稽古

駒込のラ・グロットにて、初めて立って声を出しました。動きもつけました。衣裳などを含め、すべて本番と同じ準備をして臨みました。昨日思いついた、新しいアイデアに基づくものです。しかし、予定の半分に来たかという時に、長いのではと思い、時計を見たら1時間を超えていました。このままでは、間延びしたまま2時間になってしまいます。何とか、1時間半にしたいと思います。1時間でもかまいません。3時間の稽古でしたが、曲ごとの練習もし、1時間経ってまだ半分などの事情もあったので、すべて通すことはできませんでした。明日、できれば通します。


ただいま、案内状の宛名書きをしています。

久しぶりでボッサへ(*11.28分)

谷中方面でチラシを配りました。古書ほうろうと、やはり古書店の信天翁です。ボッサにも、9月末から10月初めの「花魂-HANADAMA-」以来、久しぶりで行きました。


これまでに考えもしなかったアイデアが浮かびました。今は、そのアイデアで行きたいと思っています。しかし、試してみて、うまく行くかどうかわかりません。これができれば、今までにない私を表現できると思います。

2010年11月28日日曜日

初合わせ(*11.27分)

清道洋一さんから、早朝、電話がありました。『革命幻想歌』について。いただけるのは12月1日(水)、清道さんの曲が演奏される、グループ蒼の演奏会場です。
16時、渋谷で萩野谷英成さんと会い、1時間半、合わせました。田中修一さんの二曲、『鳥ならで』と『遺伝』です。前者は3分14秒、後者は約9分。
スタジオレッツにチラシをはらせていただきました。
渋谷のフライング・ブックスにチラシを置かせていただきました。
橘川琢さんと池袋で会い、『春五首』の楽譜をいただきました。
スタジオフォルテにチラシをはらせていただきました。
一緒に雑司ヶ谷の古書往来座に行き、チラシを置かせていただきました。
吉祥寺の古書店、百年に、西荻窪の古書店、音羽館と、ライブハウスの奇聞屋にチラシを置かせていただきました。

2010年11月26日金曜日

チラシができてきました

一安心と思いきや、大きなミスをしてパニックになりました。しかし、修正できましたので大丈夫です。週末は、チラシを配ったり、送ったりします。
萩野谷英成さんに、チラシをお渡ししました。

2010年11月25日木曜日

相変わらず仕事です

こんな報告をしても仕方ないのですが、今週いっぱいは、仕事から抜け出せそうにありません。わずかの時間を縫って、後鳥羽上皇の資料を購入しました。少し、台詞が出てきました。立ち上がって、早く声を出したい思いです。机の前にいても、何も生まれません。

2010年11月24日水曜日

少し回復しました

ここしばらく焦りが先行し、精神的にもまいっていましたが、今日はギターと歌のレッスンがあり、先生方とお話しをして、立ち直りました。問題の構成はできていませんが、仕事を早く片付けて、構成に手をつけたいと思います。


昨夜、古本屋で見かけた『演劇都市ベルリン』を購入しました。いろいろ思うところがあります。


人差し指の爪が折れました。いろいろと原因は考えられます。

バラッド、モノオペラ(*11.23分)

題材が後鳥羽上皇、タイトルが「隠岐のバラッド」であることはお伝えしました。構成を急がなければなりませんが、もともと、モノオペラをしたいと思っていたことは記しておきます。私なりの、ということになりますが、それがいちばん大事なので、モノオペラからバラッドへ、という方向性を確実にしたいと思います。
古本屋で、新野守広著『演劇都市ベルリン』を久しぶりで手に取り、刺激を受けました。
仕事がたてこんでおり、構成がなかなか立てられません。焦っています。

2010年11月22日月曜日

チラシ入稿

やっとチラシを印刷所に入稿できました。遅れてしまいましたが、これから練習と宣伝に努めます。その前に、できるだけ仕事を片づけて、すっきりした気持ちになりたいと思います。


バラッドというテーマにたどりつけたのはよかったと思います。ただしその後は、一日中、原稿書きです。ボッサの準備がまったくできません。悩みです。

チラシ作り




第6回 ボッサ 声と音の会
「隠岐のバラッド  OKI Ballads」

vol.1 「詩が生まれる」2006.2.10(金)
vol.2 「旅をする詩、音楽」2006.6.4(日)
vol.3 「島の音楽、島の物語〜アリステア・マクラウドの世界〜」2006.12.2(土)
vol.4 「詩と音楽を歌い、奏でる」2008.9.28(日)
vol.5 「音の形、詩の形、夢の形」2009. 9.30(水)/2009.10.11(日)

これまで5回を数えます「ボッサ 声と音の会」は、第6回を木部与巴仁のソロ・ライヴとして開催いたします。タイトルは「隠岐のバラッド」。1221(承久3)年、隠岐島に流された後鳥羽上皇を題材とします。

われこそは新島守よ隠岐の海のあらき波かぜ心して吹け (遠島百首)

『新古今和歌集』の編纂を強く推し進めた上皇は、当時を代表する歌人でした。倒幕のための軍を起こしますが敗北し、隠岐島に流されてからは、『新古今和歌集』をより完全なものにしようと、18年間、私的な編纂作業を続けました。『新古今和歌集』はもう、終わっているのに。生涯、自分の歌を求め続けた人生であったといえましょう。
「ボッサ 声と音の会」は、cafe 谷中ボッサで、音楽を伴う朗読の会としてスタートしました。詩人のピエール・バルー、音楽学者の細川周平、造形家の扇田克也らのゲストを迎え、またテーマも、時々のタイトルに見られるように多彩でした。ここ2回は、“詩と音楽を歌い奏でる”「トロッタの会」の作曲家、演奏家とともに開催してきました。それを今回は、木部与巴仁の単独公演とします。
ゲストは、ギタリストの萩野谷英成さん。全体を木部の語りで展開させながら、田中修一作曲の『鳥ならで』『遺傳』、清道洋一作曲の『革命幻想歌』、橘川琢作曲の『春五首』を演奏し、また新作詩『爪先』を詩唱する予定です。ボッサを、後鳥羽上皇が流された隠岐の配所とし、上皇が思いを語り、その合間合間に、歌と詩唱をともなう音楽が披露されます。物語としての歌、バラッドという様式にのっとろうと思います。「ボッサ 声と音の会」は、5年目、6回を迎えます。「トロッタの会」は、先頃、4年目と12回を終えました。今回はひとりになって、詩と音楽の発生、詩と音楽の原点に思いを至らせたいのです。お力を与えていただく演奏家、作曲家は、どなたも、「トロッタの会」でご一緒する皆様です。ぜひ、お越しください。

2010年11月20日土曜日

一日中読書、心が決まりつつあります

どうしてもしなくてはならない仕事のために、朝から今までずっと読書をして過ごしました。
その間、清道洋一さんのために書いた詩『革命幻想歌』は、長さはともかく、今の内容でよいことになりました。
また、これは音楽なしで詩として詠む『爪先』は、四篇を書き上げました。五篇目を書いて、選択するかもしれません。

「ギターの友」原稿執筆、萩野谷さんと打ち合わせ(*11.19分)

ギターのレッスンでした。『鳥ならで』は、依然としてうまく弾けません。
ボッサの打ち合わせを、ギタリスト萩野谷英成さんと行いました。全曲、伴奏していただいた方が、音楽のためにはいいかもしれません。ぼろぼろでも弾くのは、自分のためにはいいでしょうが。
トロッタ12について報告する、「ギターの友」原稿を書きました。原稿用紙17枚ほどになり、けっこう疲れました。

「ギターとランプ」原稿書きと詩作(*11.18分)

朝から、ボッサのための詩を二作(四篇と二篇)、書きました。一篇は清道洋一さんのためのもの。未完成です。
田中修一氏が作曲し、トロッタ12で初演された『ムーヴメントNo.3』について解説した、雑誌「ギターの友」連載の「ギターとランプ」後半を書きました。2か月前に書いていたものを、不足分を補って完成させたものです。
このブログには無関係ですが、ある雑誌のための企画を考え、編集者に送りました。だめでもともとです。

2010年11月18日木曜日

日付が変わりましたが(*11.17分)

11月17日水曜日の日付で書けませんでした。しかし、17日はほぼ一日中、ボッサ関係で終始しました。
9時のギターのレッスン、11時半の歌のレッスンとも、ボッサで演奏する田中修一さんの『鳥ならで』を見ていただきました。そして午後はその練習をし、19時半からの、奇聞屋での朗読の会では、『鳥ならで』の歌の部分のみ、演奏しました。歌はまあ、いいのですが、ギターはやっぱりだめです。精進しますが、本番までに、どうでしょうか?


メシアンの『世の終わりのための四重奏曲』を、ピーター・ゼルキンらのタッシが演奏しているCDを買いました。この曲は、本番が近づくと聴きたくなります。私がいちばん好きな作曲家は、トロッタの方々を除くと、メシアンだと自覚しました。

2010年11月16日火曜日

 打ち合わせ、など

「詩の通信V」を読者全員に送る。
橘川琢氏と電話にて、ボッサの打ち合わせ。
11時、今井重幸先生宅にて、トロッタ13の打ち合わせ。今井先生には、自作を含め、3曲も、作・編曲をしていただくことになった。
清道洋一氏と電話にて、ボッサ、トロッタ13の打ち合わせ。
15時30分、東京音大にて甲田潤氏と、合唱曲『シェヘラザード』の打ち合わせ。第二楽章に苦戦しているが、とりあえず、このまま行くことになる。
堀田善衛『定家明月記私抄』正・続を購入。もちろん、後鳥羽上皇関連で、ボッサのため。
早稲田奉仕園に電話して、スコットホールを予約。いつもの感覚では早すぎるのだが、こうしないと会場が押さえられない。
ボッサの練習をする。ちゃんと歌ってみる。歌うと、やはり指が止まる。できれば明日の奇聞屋で歌ってみたいが、ひとの前で演奏する段階に至っていない。

2010年11月15日月曜日

「詩の通信V」の発行作業

ここ数回、滞っていた「詩の通信V」ですが、まとめて書いて、まとめて発送作業を行いました。まだ継続中です。
9月の「花魂-HANADAMA-」、11月のトロッタ12と続いた間、「詩の通信V」を発行できませんでした。書いたのに印刷せずにあった号すらありました。ボッサを前に、何とか日々の態勢をもとに戻さなければなりません。部屋を片づけ、「詩の通信V」を出すこと。至上命題でした。ギターの練習も、ボッサの構成を考えることもせず、詩を書き、封筒に入れるなどしました。


橘川琢さんと会い、ボッサのための曲をいただきました。また、トロッタ13の打ち合わせもしました。

2010年11月14日日曜日

部屋の片づけ

部屋に心が反映しているなら、部屋を片づける必要があります。
ほぼ一日をかけて、部屋を片づけました。根本的には片づいていませんが、狭いなりに広々しました。9月の「花魂-HANADAMA-」から11月のトロッタ12にかけ、部屋を片づけず、従って頭の中が連続していました。ボッサに向けて、片づける必要がありました。ふと見ると、サブの机の上が散らかっています。後で片づけます。


昨夜、歴史上の人物を題材にすると書きました。それは、後鳥羽上皇です。松本章夫氏の『歌帝 後鳥羽院』(平凡社)を購入し、参考に読んでいます。


今井重幸先生と話をし、明後日、トロッタ13の打ち合わせで会います。
堀井友徳氏と話をしました。トロッタ13の構想について。
橘川琢さんと話をしました。明日、ボッサとトロッタ13の打ち合わせをします。


ガルシア・ロルカの『13の歌』が入ったCDをオークションで落札しました。トロッタ13の準備です。

2010年11月13日土曜日

作曲者が決定しました

田中修一さん、清道洋一さん、橘川琢さんにお願いできることになりました。
曲もほぼ決定です。最終確定しましたら、改めて発表します。
清道さんとは、本日、直接お話しすることができました。
橘川さんとは電話で相談をし、来週早々にもお目にかかることにしました。
田中さんとは電話で話をしまして、内容に快諾を得ました。激励のメールもいただきました。
ゲストとしてギタリストの萩野谷英成さんをお迎えします。


テーマにつきまして。
歌を求め続けた男、です。彼は歌を手に入れたのか、入れられなかったのか。
生涯、歌を求めて生きました。
その願いは、ほとんどの人に伝わらなかったでしょう。しかし彼は、求め続けました。
都会から遠く離れた島で。
頼みとするのは、島に打ち寄せる波ばかりです。
寂しく、口惜しかったかもしれませんが、実はそうではなかったのでは? という考えも織り込みたいとおもいます。


歴史上の人物を題材にします。しかし、彼そのものではありません。
歴史ノンフィクションをする気はありません。
実名でも仮名でもよいのです。実名にした方が、迫真性は増すと思います。

2010年11月12日金曜日

本番一か月前です

第6回「ボッサ 声と音の会」本番1か月前となりました。これから日々、ブログに書き込んで行きます。
目下の決定事項を書きます。
田中修一さんの『遺傳』は、萩野谷英成さんをお迎えして、ギター伴奏をしていただくことになりました。
私は『遺傳』は弾きませんが、田中さんが、それより以前、私に書いてくださいました『鳥ならで』を初演いたします。今日はギターのレッスンで、改めて、長谷部二郎先生に、運指などの確認をさせていただきました。
会全体のテーマを、決めつつあります。すでにそのための資料を、昨日から揃え始めました。内容は、ここに書くかもしれませんし、当日まで書かないかもしれません。いずれにせよ、“歌”がテーマです。

2010年10月10日日曜日

清道洋一さんにも出品をお願いしました(*10.9分)

橘川琢さんの『うつろい』、田中修一さんの『遺傳』に続いて、清道洋一さんにも曲をお願いしました。私の詩による歌、『紫陽花』にしたいという御意向です。ありがとうございます。曲そのものは完成していて、2008年の12月から、作曲を始められました曲です。デモ音源は、2009年の3月に受け取っています。詩は、2008年4月30日、「詩の通信 II」第21号で発表しました。こんな詩です。




紫陽花


一度は枯れた紫陽花が
青い芽を吹いている
始まったばかりの夏が
紫陽花の命に触れた
乾き切ったベランダに
若葉は映える
みずみずしく 艶めいて
生きているよと語っていた
言葉もないのに
目に映る
紫陽花の笑顔
思いがけなかった
その無邪気さ
花は笑う
花は語る
葉を差しのべている
冬を堪(こら)えて春へ 夏へ
信じている
人と変わらぬ 紫陽花の
心の形

『遺傳』初めのレッスン(*10.8分)

長谷部二郎先生に、田中修一さんの『遺傳』を、レッスンしていただきました。とうてい弾けないので、まず1ページです。これを次回のレッスンまでに、何とか、ゆっくりでも弾けるようにしておきたいと思います。−−個人的には、今はトロッタ12のための練習を優先しなければならないという思いがあります。しかし、やむをえない、というよりも、『遺傳』の作曲者はトロッタの作曲者であり、トロッタ12では清道洋一さんの曲でギターを弾くのだから、この予期せぬ展開は、決して無駄ではないという確信があります。

2010年10月8日金曜日

田中修一さん『遺傳』 (*10.7分)

恥となるかもしれないのを承知で書きます。
田中修一さんが、私の、このボッサの会のために、編作を試みてくださいました。『遺傳』です。かつて、トロッタ5で歌わせていただきました。その時はヴァイオリン、ピアノと一緒に演奏したのですが、今回は、ギターのみ。しかも私が弾きます。私の技術では、おそらく、演奏不可能です。演奏可能としても、歌が一緒にあります。ギターはギターで独自に動き、歌は歌で、語りとともにある。
これを演奏することは、トロッタを例に出すまでもなく、私の理想です。達成できれば、理想の形を手にしたといってもいいでしょう。しかし、今はまだ、無理。無理ですが、何の努力もせずにあきらめるのは、田中さんはもちろん、音楽に対しても詩に対しても失礼です。努力をします。楽譜は、田中さんの新曲『古琴幻想~二面の二十五絃箏のための~』が演奏された、10月6日(水)の、すみだトリフォニー「二十五絃箏コンサート」会場でいただきました。あまりの難しさにひるみましたが、努力はしなければと、ギターの長谷部二郎先生に電話をし、レッスンの日を増やしていただくことにしました。
仮に不可能と決まっても、努力をします。

2010年10月6日水曜日

ボッサ「声と音の会」の歩み

来る2010年12月12日(日)、木部 与巴仁 SOLO LIVEとして、「第6回 ボッサ 声と音の会」を開催します。「声と音の会」は、cafe谷中ボッサの御好意と、お客様のご支援により、断続的に開催してきました。次回は、木部与巴仁が、自らの原点に立ち戻るべく、ただひとりの舞台をつとめます。詳細は後日、サイトやチラシなどで発表いたします。考えていますのは、詩唱に加え、「トロッタの会」などで木部が詩唱、演奏してきました曲を、ソロ・ヴァージョンとして演奏することです。音楽としての詩、音楽を伴う詩、音楽に詩がなってゆく時、そのようなことをテーマに、プログラムを組んでみたいと思います。お誘い合わせの上、お越しください。下に書きましたのは、これまで五回を数えます、「声と音の会」の題名と、出演者です。よろしくお願いします。




vol.1 「詩が生まれる」2006.2.10(金)
ピエール・バルー(詩人)

vol.2 「旅をする詩、音楽」2006.6.4(日)
細川周平(音楽学者)
石井康史(ギター)
内藤修央(パンデイロ)

vol.3 「島の音楽、島の物語~アリステア・マクラウドの世界~」2006.12.2(土)
磯村実穂(フィドル)
JIM Ediger(フィドル、ギター)
澤田幸江(解説)

vol.4 「詩と音楽を歌い、奏でる」2008.9.28(日)
清道洋一(作曲)
酒井健吉(作曲)
Fabrizio FESTA(作曲)
戸塚ふみ代(ヴァイオリン)
田口薫(ヴァイオリン)
菅原佳奈子(ヴィオラ)
對馬藍(チェロ)
森川あづさ(鍵盤ハモニカ、ナレーション)

vol.5 「音の形、詩の形、夢の形」2009. 9.30(水)/2009.10.11(日)
橘川琢(作曲)
清道洋一 (作曲)
田中千晴(フルート)
平 昌子(ファゴット)
仁科拓也(ヴィオラ)
内藤修央(パーカッション)
森川あづさ(打楽器ほか)
木部与巴仁(詩と詩唱)
扇田克也(造形)